私は、めんどくさがりなんだけど、プログラマーに向いているかな?
上記のような疑問を解決します。
めんどくさがりな人は、プログラマーに向いているとよく言われます。
しかし、これを鵜呑みにしてはいけません。なぜなら、『めんどくさがり』にも、大きく分けて二種類いるからです。『めんどくさがり』の中でも「向いているタイプ」と「向いていないタイプ」がいるのです。
詳しく説明していきます。
『めんどくさがり』には、二種類いる
めんどくさがりには、大きく分けると以下の二つが存在しています。
①めんどくさいから、効率化して楽しよう ②めんどくさいから、やりたくない
詳しくみていきましょう。
向いている:めんどくさいから、効率化して楽しよう
「めんどくさいから」という理由で、物事を改善できるタイプですね。こちらは、プログラマーに向いています。
このタイプは、これ「無駄じゃない?」と思ったことを改善していき、「この書き方の方が無駄がない」、「こっちの構造のシステムがいい」など、プログラムを効率化していけます。
プログラムというのは、なるべく簡潔に、分かりやすく、処理速度や可読性なども意識して書かなければなりません。そのため、効率化していける人は非常にプログラマーとしての適性があります。
向いていない:めんどくさいから、やりたくない
一般的に「めんどくさがり」と呼ばれるタイプですね。こちらは、向いていません。
なぜなら、プログラマーの仕事は、下記のようにめんどくさい要素ばかりだからです。
・作業や覚えることが細かい ・何度もやり直しをさせられ、終わったと思っても修正点が出てくるので、終わりが見えない ・細かい部分の仕様を把握する必要がある ・処理をしっかりと理解して作業しなければならず、理解力が必要
本当にプログラマーは、大変です。コマンドやコードの書き方など、覚えることが一々細かいのです。コマンドのオプションは、無数にある中から適切なものを実行する必要がありますし、コードも「こっちの書き方の方が処理速度が速い」といったところまで考える必要があります。
本当に頭を使う作業なので、理解力と自分で解決する力が求められます。考えることが面倒な人は、途中で投げ出したくなると思います。
このタイプの人は、一旦プログラマーという仕事が本当に自分のやりたいことなのかを考えた方がいいかもしれませんね。
それでもやりたいのであれば、挑戦すべき
向いていないタイプだからといって、プログラマーになるのを諦める必要はありません。本当にやりたいのであれば、挑戦すべきです。
何事もそうですが、やる前から諦めるのはよくありません。本当に自分に向いていないのかどうかも分からないからです。一度挑戦してみたら意外と楽しくて続けられるかもしれませんよ。
実際、私も「めんどくさいから、やりたくない」タイプなのですが、プログラマーを続けられています。もう2年ぐらいプログラマーとして働いています。口癖が「めんどくさい」というぐらい、何もやりたくない人間の私でさえ、続けられているので、何事もやってみないと分かりません。体験してみて初めて答えが分かるので。
結果、向いていなかったとしても「こんな業界もあるんだなぁ」といい経験にもなります。やるも、やらないも自分次第ですが、挑戦してみる価値はあると思います。
今回は、これで以上です。ありがとうございました。