未経験だけど、Webエンジニアに興味がある。必要なスキルってなんだろう?
Webエンジニアになったあとのキャリアプランも知っておきたいな。
上記のような疑問に答えます。
私は、Webエンジニア歴2年ほどです。
実際に私も未経験でWebエンジニアになりました。
エンジニアになる前の私は「プログラミングはやっぱり難しいし、自分にできるのかなぁ」、「未経験だけど大丈夫かな…」という感じで、不安しかありませんでした。
しかし、現在では実際にWebエンジニアとして働けています。
こういった背景の私ですが、本記事では「未経験でWebエンジニアになれるのか?」、「Webエンジニアに必要なスキルはなんだろう?」という方向けに「Webエンジニアに必要なスキル」を解説していきます。
初心者向けのため、専門用語はなるべく省いています。
Webエンジニアに必要なスキル【フロントエンドとバックエンド】
Webエンジニアは、大きく分けて下記の二種類です。
①フロントエンドエンジニア ②バックエンドエンジニア
①フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアとは、Webサイトの見た目部分を担当するエンジニアのことを言います。つまり、今見ているこのページもそうですが、Webサイトのデザインなどを担当するエンジニアのことです。
上記のプログラミング言語やツールを使用して、クライアントから指示のあったデザイン通りにWebページを作成していきます。Webページ全体のデザインの他に、マウスカーソルを合わせると吹き出しを表示するなど、動きのある動作も担当することになります。
②バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアとは、Webサイトの目につかない裏側の部分を担当するエンジニアのことを言います。会員情報の登録やブログのコメントをデータベースに保存するなど、ユーザーの目には見えない部分の処理を担当します。
フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアのどちらを目指すべきか
どっちがいいというのもないので、やりたい方を選びましょう。自分が楽しくできそうな方ですね。
そもそも片方しかできないということもないので、興味が出てきたらもう片方に手を伸ばしてもいいですし、そこら辺は自由です。
ちなみに私は、フロントエンドとバックエンドのどちらも担当しています。フロントとバックのどちらかを選んでこの道に進んだ訳ではないので、結果的にどちらも作業することになりました。こんな感じで、仕事によっては境界線がなくなることもあります。
知識がついてくれば、どちらでも対応できるようになるので、気楽に選びましょう。
Webエンジニアのキャリアプラン
Webエンジニアになった、その先のキャリアを見ていきましょう。
フルスタックエンジニア
すべてをこなすことが出来る超優秀なエンジニアのことです。
フロントエンドやバックエンド、その他もろもろを一人でこなすことができるので、非常に重宝される存在です。ここまでくると市場価値が高くなり、必然と収入も高くなります。
未経験で最初からこちらを目指すのはハードルが高いので、学習や実務を経験していくうちに興味がでてきたら目指すのがいいと思います。
Webディレクター
Webディレクターとは、プロジェクトの管理や進行を行う職種です。Webエンジニアとは違い、開発作業はほとんど行いません。いわゆる「上流工程」と言われるものです。
作業の進め方として「クライアント→Webディレクター→Webエンジニア」という流れなっています。クライアントとのやり取りは基本的にWebディレクターが行い、その中で出た要望や作業タスクを各エンジニアに割り振っていきます。それから各エンジニアが自分のタスクに取り掛かるという流れですね。
エンジニアから仕様の不明点や疑問点などを質問される立場なので、プログラミングの知識やプロジェクト全体を把握する能力がないと厳しいです。
そのため、WebディレクターになるにはWebエンジニアを経験して、作業の進行方法を把握することができ、プログラミング知識がついてきたら目指すのがいいかなと思います。
収入の面でいうと、基本的にWebエンジニア(プログラマー)よりもWebディレクターの方が高くなります。高い収入を目指すならWebディレクターがオススメです。
フリーランス
Web開発の豊富なスキルを身につければフリーランスになることも可能です。IT関係の中でも特にWeb系は独立がしやすいです。
フリーランスになれば、時間や場所に縛られず働くことが出来るので、自由な働き方をしたい人にオススメです。
収入の面では、三つのキャリアの中でも一番稼げる可能性があります。やった分だけ稼ぐことができるので、可能性は無限大でモチベーションも上がりますね。
ただ、自分で問題を解決できるほどの豊富な知識や案件を獲得するために営業も自分でやる必要があるので、その点は難易度が上がります。
スキルなしの未経験でWebエンジニアに転職する方法とは
まずは、独学で知識をつけてから就職を目指しましょう。
自分で学習をすることによって、「どんなことをやるのか?」、「自分にとってどのぐらいの難易度なのか?」を実感できると思うので、この先の学習の進め方や仕事内容がイメージしやすくなります。
スキルなしだと企業側からしても、躊躇してしまうんですよね。そのため、学習は必須になります。
しかし、全くの知識なしからの独学だとキツい人もいると思います。作業自体細かいですし、覚えることも大量にありますからね。特に他の業種からの挑戦だと、毛色が違いすぎて拒否反応を覚えるようなこともあるかもしれません 笑。
独学の辛さは、私も経験があるので分かります。以前は、Unityと呼ばれるゲームを作成するためのソフトを使用して、スマートフォンのゲーム作成に挑戦していました。しかし、解決できない問題にぶち当たり、結局諦めてしまった経験があります。
そんな感じで、どうしても一人だと解決できない問題が出てきて、学習が進まないことがあると思います。経験上、必ずと言っていいほどそういう場面に遭遇します。学習を始めたての基礎が分かっていないときは特にです。
限界を感じたら、プログラミングスクールを受講するのも一つの手です。不明点をすぐに聞けるのが本当に心強いです。実際に仕事を通して実感したことですが、分かる人に聞くのが一番学習効率がいいです。最短距離で学ぶことができます。
自分にあった学習方法で進めましょう。
まとめ
Webエンジニアになるための道筋がなんとなくイメージできましたか?
最初は不安しかないと思いますが、一歩踏み出してみると「楽しいなぁ」とか「やってみて良かったなぁ」と思うこともあるので、興味があるなら挑戦しない選択肢はないと思います。
今回は、以上です。有り難うございました!